ヤクルトは、人々が健康であるためには、人を取り巻くすべてのものが健康でなければならないと考えています。それは私たちの健康と地球の健康が大きく関わるからです。近年、気候変動が進展し、人権問題が顕在化する中で、持続可能な社会の実現に向けた企業としての取り組みがますます重要になってきています。
サステナビリティを高める取り組みは、ヤクルトにとって社会に対する約束だと考えています。私たちの事業のあらゆる側面において改善を目指し、人と地球の健康にとって良い影響をもたらすことをお約束します。そのため、持続可能な未来に向けて、環境面では「気候変動」「プラスチック容器包装」「水」、社会面では「イノベーション」「地域社会との共生」「サプライチェーンマネジメント」の6つのマテリアリティ(重要課題)を特定しました。
これらの取り組みは「Yakult Group Global Vision 2030」で定めた2030年までに目指す姿である「世界の人々の健康に貢献し続けるヘルスケアカンパニーへの進化」の実現に向けたものでございます。
このビジョンの実現に向けて「世界の一人でも多くの人々に健康をお届けする」「一人ひとりに合わせた『新しい価値』をお客さまへ提供する」「人と地球の共生社会を実現する」の3点を定性目標として掲げています。
1935 年の創業から今日に至るまで、当社は人々の健康に貢献することに尽力してきました。 そして、その意志はこれからも変わることはありません。社会情勢・環境が変わりゆく中、ヤクルトもその変化に対応しながら最先端なアプローチによって、事業活動そして「地球の健康」を持続可能なものにする取り組みを行っていきます。
ヤクルトグループの目指すところは、昔も今も変わることなく、地球、そして世界の人々を健康で幸せにすることです。